北海道の冷涼な気候は果実にとってもよく、昼夜の気温差も大きいことから、果実の色が鮮やかで、酸味と甘みのバランスがよい果実ができるのです。
この素材たちの旬は一年の中でも限られた時期のみですが、一年中おいしく素材を味わってもらいたいという思いから、平成27年 北海道の縁のある果実たちをゼリーするための開発がはじまりました。そのためには、ただ“おいしいゼリー”ではなく、素材そのものを味わってもらうようなみずみずしくまっすぐな味わいを表現することが必要でした。
まずは、素材選びからスタート。北海道各地で栽培されている素材や品種の中から、ゼリーにできそうなものを探しました。北海道ならではの歴史や品種、生産者のこだわりなどにも着目しながら、原料として足りるのか、わけてもらえるのかなどの交渉を繰り返し、ゼリーにしたときの味わいを確かめるために試作を繰り返しながら、素材を絞っていきました。
さらに、この素材それぞれの味わいを活かすために、ひとつひとつ食感を調整。素材そのものを食べているようなまっすぐな味わいを引き出すために、あえてゼリーの食感を固くしすぎず、とろっとした口どけのやわらかいジュレのような食感が一番素材感を感じる仕上がりに。平成30年6月より、8種類にリニューアルし販売をスタートします。